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「uchuu,の音楽はどこまで行っても“人のための音楽”だと思ってる」
届ける使命感、鳴らす人生観
ツアーファイナルを前に驚異の1stアルバム『+1』を解剖する
uchuu,インタビュー&動画コメント

 『HAPPY』(‘14)『HELLO,HELLO,HELLO,』(‘15)の2枚のミニアルバムで一躍注目を浴びた後も、全国のライブサーキットやイベントでハイエナジーでエモーショナルな人力ダンスミュージックでオーディエンスをロックオン。さらには『overflow』('15)『Yellow』('16)『SI(G)N SEKAI』('16)のデジタルシングル3部作を立て続けに発表と、ライブとリリースのフィジカルな両輪を止めることなくシーンを疾走する大阪発の男女5人組ロックバンドuchuu,が、初のフルアルバム『+1』をリリースした。K(vo&g&prog)の音楽人生の大いなる分岐点となった『Yellow』を軸に、アートとポピュラリティが抜群のバランス感覚で共存する至高の全11曲45分には、このバンドが観てきた景色、出会ってきた顔、過ごしてきた日常、そして、音楽家としての使命感が高らかに鳴らされている。そこで、いよいよ開催される地元大阪ツアーファイナルを前に、驚異のアルバム『+1』の構造と、首謀者Kの頭の中を覗かせてもらったようなインタビューをお届け。この音楽は、新たな『+1』となる“あなた”との出会いを、待ち侘びている――。

 
 
どの1秒1小節を切り取っても、カッコいいと思えるものになった
 
 
――『HELLO,HELLO,HELLO,』(‘15)のリリース以降、uchuu,はめっちゃライブしてるよね。Twitterを見てても、“今日はどこにおるんやろ?”って思うぐらい(笑)。
 
「もうめっちゃしてますね。今まではずっと各地を廻るだけやったんですけど、最近はライブの当日にパッと駅前で降りて、入り時間まで人が多そうな方に歩いて行ってみる、みたいな。“ここの街の人ってこんな感じなんや”とか、観察することが多いですね。そうしてからいざお客さんの前に出て行くと、“こういう街に住んでる人たちなんや”って思いながらライブができるのが楽しくて。イメージが一致するときもあれば、“さっき俺が見てきた街の人と全然ちゃうやん!”っていうときもある(笑)。結果、ライブにもプラスになってるんで、これは続けようと。その場所でやる意味みたいなものは、自分もある方がいいんで」
 
――そういうライブデイズの中で、1stフルアルバム『+1』が出たわけやけど、そこに至るまでの流れとして、まぁよくできた『HAPPY』(‘14)『HELLO,HELLO,HELLO,』という2枚のミニアルバムがあったわけやんか。
 
「(笑)。『HELLO,HELLO,HELLO,』を出したタイミングで、“次はアルバムかな?”みたいな感覚が何となくメンバーの中でもあって。とりあえず曲がないと発表もできないし、これまでやってきた延長戦上でやりたいこともあるし、このメンバーでまた別に表現したい世界観もあるしっていうので曲を書き出して。『Yellow』(M-11)から作り始めたんですけど、この曲は多分1年ぐらいずっと作ってた(笑)」
 



――アルバムに向けて他の曲をいろいろと書きながらも、『Yellow』は最初からずっと併走してたみたいな感じ?
 
「もうずっと(笑)。Aメロ→Bメロ→サビで日本語詞、みたいな曲はおもしろくないからイヤだったんで、楽曲の構成も起承転結にしたり、日本語と英語がスパーン!っと二分化されてたり、実験的かつ聴いてもらうポピュラリティもないとあかんなと。それがなかなか難しくて、結局1年もかかったっていうだけなんですけど(笑)」
 
――このタイミングで自分の中で新しい作り方、新しい楽曲を求めていたのは何かある?
 
「やっぱりどこか流されてる感じというか、日本人なんで流行にも敏感やし、インプットしようとしなくても情報が溢れてるんで勝手に入ってきちゃうんですね。そこを敢えてシャットダウンしないと、自分なりのオリジナリティが作れないなと思って。自分が必要やと思う情報とか音楽だけをインプットして、“これは不純や!”って思うものが入ってきた瞬間に“違う違う!”って遮断する(笑)。逆に言うと、削ぎ落とした最低限の音数で作れてるし、全てが『Yellow』に収束していくのが目標だった。だからタイトルも『Yellow』にしようって言ってたぐらいなんですよ」
 
――今回のアルバムの成り立ちからいくと、それも当然というか。でもやっぱり、大きな渦に飲み込まれず新しい音楽を作らなければって、突き動かされるものがあったんやね。
 
「そうですね。使命感みたいなものがどこかでありましたね。“自分たちがやらなきゃいけないんじゃないか。自分たちがやらなきゃ誰もやらないんじゃないか”っていう、何かそういう気持ちはありました」
 
――FM/AMのパワープレイにTVのタイアップ、各地のサーキットイベントやフェスに出てっていう、日本のシーンのステレオタイプなフォーマットにのっとった活動をして、徐々に状況がよくなっていくことでも多少は満たされる。でも、今作の起点となる気持ちはそうじゃない。それでは満たされない音楽家としての疼きがあったわけで
 
「そうなんですよね。音楽のあるべき姿というか…商業というフォーマットにのっとって作った音楽じゃなくて、音楽というフォーマットにのっとって音楽を作った感じなんですよ。『Yellow』を作ったこの1年間って、ものすごく楽しかったんです。今まで自分が聴いてきた音楽、そのいいなと思う部分…もうどの1秒1小節を切り取っても、カッコいいと思えるものになったんで」
 
 
“こんな音楽、日本で誰もやってないで!”
 
 
――核となる『Yellow』の歌詞には““Yellow”is positive word”とあるけど、“Yellow”ってむしろ日本人を揶揄するときにも使うネガティブワードで。この『Yellow』はどこから?
 
「日本人という意味ももちろんあるんですけど…僕、ミニオンがめっちゃ好きなんですよ」
 
――え? ミニオンってあのキャラクターの?
 
「そう。で、あいつは黄色ですよね? だから『Yellow』っていう曲を書こうと思ったんですよ(笑)」
 
(一同爆笑)
 
――“日本人としての誇りとプライドを持った音楽”とかじゃないんや(笑)。マジか(笑)。
 
「事の発端はね(笑)。ミニオンのあのポジティブさだったり、ハッピーなキャラクターがあるから、黄色に対してはいいイメージがあったんですよ。あと、人間って長生きしてもまぁ100年で、その中の1年という大事な時間を5人で共有できたのがまたデカいし。この曲ができたときは何かね…何とも言えない新しい感覚でしたね。嬉しかったし、早く聴かせたかったし、“こんな音楽、日本で誰もやってないで!”っていう自信しかなかったですね(笑)。今までは言っても、“みんなはどう思うかな?”みたいな感じだったんで」
 
――『HAPPY』(‘14)とか『HELLO』(‘15)という強烈なアンセムを生み出してきた中で、また違う構造を持ったそれが生まれたと。
 
「そうですね。僕ら5人の新たなスタンダードというか」
 
――そういった意味でも、『Yellow』はすごく意義のある楽曲で。もうアルバムの話は聞かんでええんちゃうかっていうぐらい(笑)。
 
「アハハハハ!(笑)」
 
 
音楽活動をするばかりやったけど
人間活動をしないと音楽をやっても説得力は出ない
 
 
――ちなみに収録曲には5年前ぐらい前の曲もあるとのことですが、どれが一番古いの?
 
「『NANIKA TALINAIYO』(M-6)ですね。パソコンのハードディスクにいっぱいデモが入ってるんですけど、こういう曲を発表せずに、誰にも聴かれずに終わっていくのは悲しいなぁっていうことで、僕が過去に作ったデモをみんなに聴かせる会があったんですよ。で、それぞれが5票ずつ入れようって(笑)。そうしたら、Airi(ds)ちゃんとNao(key)ちゃんがこれがいいと。Naoちゃんなんかは“もう5票じゃ足りへんぐらいこれがいい”って(笑)」
 
――Naoちゃんにとっては、『Yellow』よりお気に入り(笑)。あと、今作では明確に日本語詞も増えてるけど、それは意識してなのか、結果論なのか。
 
「日本語詞は増やそうとは思ってました。もちろんダンスミュージックで日本語だと踊りづらくはなるんです。“踊る”より“聴く”に寄っちゃうんで。でも、“揺れる”のもダンスミュージックやと思うし、全体的に今までの曲よりBPMも落ちてるんですよね。ダンスミュージックを聴くタイミングって、どうしても自分が楽しいときとか、テンションが上がってるときになるし、そういう高揚感みたいなものがuchuu,の音楽にはあるとは思ってたんですけど、それよりも今回は日常の中にuchuu,の音楽があってほしかったので、日本語で訴えかける曲が増えたんです」
 
――そう思ったのはなぜ?
 
「うーん…僕が割と変わった。人間性までは変わってないですけど、例えばそんなに頻繁に旅行する方じゃなかったのに、月に1回ぐらいはふらっと行くようになったり。単純に自分自身が音楽をしてる時間じゃなくて、日常を体験する時間が増えたんですよね。聴く人だってずーっと音楽を聴いてるわけじゃないと思うんですよ。日常があって、音楽を聴く時間がある。それを自分が体験したんで、みんなもそうじゃないのかなって。学生の頃からずっとミュージシャンになりたいと思ってたし、音楽活動をするばかりやったけど、人間活動をしないと音楽をやっても説得力は出ないやろうなって、どこかでずっと思ってたんです。人がやるものなんでね」
 
――そして、このアルバムから感じる明確な決意と情熱を持って前進するエネルギーみたいなもの…これは話してても言葉の端々から感じるというか。
 
「『Yellow』ができたのもあるんですけど、“牽引していきたい”気持ちというか。僕らがずっと大阪で活動してる意味でもあるし、聴いてくれる人たちが僕らに着いていきたいと思ってほしいし、僕らも背中を押してあげたいと思う。聴いてくれる人と自分たちの関係性をちゃんと作り上げたいんです。ライブのときにいつも言うんですけど、“自分たちが楽しんでやろう。それを観てお客さんに楽しんでもらおう。その楽しんでる姿を観て、また自分たちが楽しくなるから”みたいに、全員が得する関係性というか。僕たちが前に進むことで、みんなにそれを提示できるんじゃないかなって。あとは、“これが自分やな”っていうものが見い出せてきてる感じですかね。今まではずっと“こうじゃなきゃいけない”みたいな理想がどこかにあったんですけど、やっぱり背伸びするより等身大である僕らに夢を抱いてもらう方が、最終的にはより高く飛べるんじゃないかなって、今は思ってるんですよね」
 
 
僕はパート2肯定派なんですよ
 
 
――あと、ちょっと気にかかったのが、例えば『Yes or No』(M-3)のリフ、ほぼ『HELLO』やんとか(笑)。『secretspace』(‘14)のニュアンスが『Fireworks-#000000-』(M-4)にあったり。
 
「フフフ(笑)。僕は結構、パート2肯定派なんですよ。いわゆる『secretspace II』とか『HELLO II』があっていいと思ってるんです。バンドは常に進化し続けるから、その表現の仕方も変わっていく。だから『HELLO』の’16年版は『HELLO』じゃなくて『HELLO II』になるべきだと思うんですよね。例えば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(‘85)はもちろん好きやけど『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(‘89)の方が好きやし、『スター・ウォーズ』の最初の3部作も好きやけど、エピソード1も好き。その表現自体が好きなんで、それの進化系が見たいというか。逆に“みんなは何でIIを出さへんの?”っていう疑問がずっとありますね。だって、その4~5分の続きの世界が絶対にあるんですよ。それで満足してるようじゃというか、その先を作りたいと思う方が健康的やなって」
 
――せっかく自分が鉄板の曲やリフを発明したのに、それを禁じ手にするのもねと。ちゃんとそのセオリーを自分の中で意識して、進化させたらどうなるのか。
 
「結果、それが別世界であればIIじゃなくて、また新しいものになっていく。『TAKE ONE』(M-1)とかはもう本当にuchuu,の新しい形ですし。逆に歌詞の一節が、あのときはそう思ってけど今はこう思うっていう変化もあると思うし、『夜間飛行』は言わば『view』(‘13)のⅡで、あのときのメンバーはもう僕とAiriちゃんしかおらへん。でも、あの曲はSujin(b)が録ってくれてるんで、一緒に作った感覚みたいなものもあって。ただ、やっぱりリズムの組み方は『view』と『夜間飛行』は同じじゃないし、みたいな」
 
――なるほどな~。そして今作でも、そういう楽曲群の中でアートとポピュラリティを両立させられているバランス感覚が素晴らしいね。
 
「肌触りというか、パッと聴きはやっぱり1人でも多くの人に聴いてほしいんです。だから、ガチャガチャに似てるんじゃないですかね?(笑) たった100円とか200円で、何が出ようがガチャガチャを回す楽しみはある。そのガチャガチャを回す楽しみ自体が=いわゆる聴く人にとってのキャッチーさやと思うんですよ。でも、それをいざ開けたときの中身は何種類もあって、そこには作者の意図だったり、受け取ってほしい想いが詰まってる。ガチャガチャを回す行為自体の楽しみと、その中身の2回楽しみがあるというか。あと、作る側としての当然の心の持ちようというか、届かないと意味がない感じはあります。人の耳に届くまでの作業をするのが、僕たちの役目なのかなって。もちろん、受け取ってもらってどう思うかは自由っていうね」
 
 
人生を豊かにする音楽を
 
 
――今作を作り終えたとき、自分たちの中で何か違う感覚はありました?
 
「やっぱり自分たちでレコーディングもミックスもやってる分、気になるところもあるんですよ。でも結局、1曲目からずっと聴いてもらって、最後には『Yellow』があって、“やっぱりこれでよかったんだ”って思える。だから『Yellow』だけを聴くんじゃなくて、1曲目から『Yellow』に向かう流れを聴いてほしいなって思うんです。『Yellow』自体に意味があるわけじゃなくて、その『Yellow』に行き着く過程に意味があるんで」
 
――でも、そんなアルバムのタイトルは、『Yellow』ではなく『+1』で。
 
「これは“あなた”という意味で、僕ら5人と聴いてくれる人、こうやって関わってくれる人がいて、uchuu,は初めて成り立ってる。それがずっと続けばいいなと思うんで。あとは、『+1』って画数が三画なんですけど、メンバーの名前の頭文字もだいたい三画で書けるっていう。Airiの“A”、Hiroshi(Sequence&perc)の“H”、K、Naoの“N”。あ、すげぇ!って。それがマスタリングの当日の朝に決まりました(笑)」
 
――ブックレットの装丁もむちゃくちゃ凝っていて、俺が業者やったら絶対イヤやなって(笑)。あまり見たことがない形態の歌詞カードやと思うし、もう怖いもん、あれをケースに直すの。破れそうで(笑)。
 
「フフフ(笑)。いやもう、相当無理言いましたから(笑)」
 



――あと、今作では『LET IT DIE』(M-8)が同名のゲームであったり、『SI(G)N SEKAI』(M-5)のMVがGROUNDRIDDIM×chaosgrooveとのコラボであったり、他ジャンルのクリエイターとの接触にも積極的よったよね。音楽から刺激を受けて音楽を作るんじゃなくて、それ以外のエンタテインメントが音楽に還っていくというか。
 
「本当に。媒体が違うだけで、結局、立ち返るところとか、過去にある想いとかは一緒やなって思いますもん」
 
――リリース時にはそのVJ chaosgrooveを迎えたフリーライブ『“音楽と映像”の世界』も行っていたけど、あれはやってみてどうだった?
 
「当然、お客さんは映像を観るから、普通のライブとは違ってどうしてもインスタレーション的になっちゃうんですよ。そのときに、Hiroshiがいかにお客さんとのパイプ役になっていたかとか、メンバーの頑張りを実感しましたね。それは映像と一緒にやらないとなかなか分からなかったことというか。同時に、映像と相まって表現ができてると、お客さんも聴いてくれるんやなって分かったし、両方の面から見てもやってよかったですね」
 
――そして、ツアーも残すはファイナルの地元大阪ワンマンです。ライブに関してはこの1年で変わってきた?
 
「だいぶ変わりましたね。“全力のステージをやる”というのはずっと思ってましたけど、そこから“最高のステージをみんなに観てもらう”との2本立てになったというか」
 
――全力なだけじゃなくて、最高のステージを目指すと。
 
「はい。やっぱり応援してくれてる人のためにやらないとっていうか、僕らが頑張ってることがその人の頑張る気力になるから、また自分も頑張ろうと思える。uchuu,の音楽はどこまで行っても“人のための音楽”だと僕は思ってるので。誰かの背中を押せたり、誰かのやる気になったり、人がポジティブな方に向かう、人生を豊かにする音楽を、これからもやっていきたいと思ってます」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2016年9月 8日更新)


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Movie Comment

新譜とライブと立ち呑み屋を語る(笑)
K(vo&g&prog)からの動画コメント

Release

デジタルシングル3部作も軒並み収録
才気みなぎる1stフルアルバム!

Album
『+1』
発売中 2300円
SPACE SHOWER MUSIC / Play decibel
PECF-3165

<収録曲>
01. TAKE ONE
02. overflow
03. Yes or No
04. Fireworks-#000000-
05. SI(G)N SEKAI
06. NANIKA TALINAIYO
07. Today...
08. LET IT DIE
09. Sing for You
10. 夜間飛行
11. Yellow

Profile

ウチュウ…写真左より、K(vo&g&prog)、Nao(key)、Hiroshi(Sequence&perc)、Airi(ds)、Sujin(b)。大阪を拠点に活動する男女5人組ロックバンド。ダイナミズム&エモーションを備えたロックミュージックをベースに、ダンスミュージックの本質を解き、身体揺さぶるグルーヴ感溢れるサウンドで注目を集める。『Weltraum;Gate』(‘13)『HAPPY』(‘14)『HELLO,HELLO,HELLO,』(‘15)と3枚のミニアルバムを発表後、’15年12月には初の自主企画『Weltraum;Gate -vol.1-』を地元大阪のROCKTOWNにて開催。同日より初のデジタルシングル『overflow』を、今年2月には『Yellow』を、4月には3部作完結となる『SI(G)N SEKAI』を発表。CG合成一切なしの3Dホログラムを使用したMVが話題に。6月22日にはレコーディングからミックスまでをKとSujinが手掛けた1stフルアルバム『+1』を発表。9月9日(金)のリリースツアーファイナルでは、現体制初のワンマンライブをROCKTOWNにて開催する。なお、バンド名の由来は、u=YOU=君、chu=Onomatopoeic of Kiss=キス、u=YOU=君、,=Punctuation mark=まだ続く、永久調和の一瞬、を組み合わせた造語。君が君にキスをする=自尊心の表れと、自分を大切にして欲しいという意味。満ち足りた世界で何を生き甲斐に生きていくのか、現代を生きる全ての人への投げかけ、自分自身への永久的な問い、という想いが込められている。

uchuu, オフィシャルサイト
http://uchuu-sound.com/

Live

いよいよ迎えるツアーファイナルは
地元大阪ワンマンライブ!

 
『uchuu, “+1” release tour 2016』

【大阪公演】
▼6月22日(水)北堀江club vijon
[共演]テスラは泣かない。/ユビキタス/URGUEMENT ON THE ICE(OA)
【福岡公演】
▼7月21日(木)福岡Queblick
[共演]氷点下。/GREEN RANDOM BOMBING/The Kank/Bentham
【広島公演】
▼7月22日(金)セカンド・クラッチ
[共演]カナタ/Ain't Lost
【宮城公演】
▼8月2日(火)LIVE HOUSE enn 2nd
[共演]かぽあちあテルテル帝国/aurelia
【愛知公演】
▼8月31日(水)ハートランド
[共演]Qaijff/ニアフレンズ
【東京公演】
▼9月2日(金)TSUTAYA O-Crest
[共演]感覚ピエロ

Pick Up!!

【大阪公演】

『uchuu, “+1” release tour 2016
-Final ONEMAN-』
チケット発売中 Pコード296-954
▼9月9日(金)19:00
ROCKTOWN
オールスタンディング2500円
GREENS■06(6882)1224
※3歳以上は有料。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


【大阪公演】
『MINAMI WHEEL 2016』
チケット発売中 Pコード304-402
▼10月10日(月・祝)14:00
ミナミ・ライブハウス各所
月曜日券3500円
[出演]赤色のグリッター/アダチケンゴ/Amelie/anderlust/アンティック-珈琲店-/umbrella/Easycome/イエスマン/the equal lights/井乃頭蓄音団/iri/打首獄門同好会/uchuu,/宇宙まお/airbag/Age Factory/エドガー・サリヴァン/EVERLONG/LRAVE/Awesome City Club/OverTheDogs/岡崎体育/Odile/溺れたエビ!/オルタニカ/ORESKABAND/音×AiR/金木和也/カネコアヤノ/かもしれん/がらくたロボット/CRAZY WEST MOUNTAIN/CRAWLICK/CLOW/グミ/ケトル/ココロオークション/サーカスフォーカス/最終少女ひかさ/坂口有望/阪本奨悟/Saku/SATORI/さユり/The Winking Owl/ザ・ヒーナキャット/Shout it Out/シャムキャッツ/Swimy/STANCE PUNKS/SPiCYSOL/SMASH YOUTH/瀬川あやか/関取花/cell no.13/絶景クジラ/SORAMIMI/高井息吹/瀧川ありさ/D.A.N./CHAI/D.W.ニコルズ/戸渡陽太/中谷優心/夏の魔物(NATSU NO MAMONO)/鳴ル銅鑼/にこいち/NECOKICKS/never young beach/浜端ヨウヘイ/林青空/Hello Sleepwalkers/Halo at 四畳半/爆弾ジョニー/バンドごっこ/Purple Stone/PANIC in the BOX/paranoid void/FIVE NEW OLD/FREAK/BRADIO/ベリーグッドマン/ポタリ/MACHINA/みみめめMIMI/みるきーうぇい/め組/memento森/MELLOWSHiP/mol-74/夜行性のドビュッシーズ/YAJICO GIRL/恭加 with ASTERISM/ライトフライト/ラブリーサマーちゃん/リアクション ザ ブッタ/Rhythmic Toy World/Rick Rack/リリィ、さよなら。/LILI LIMIT/RingRingLonelyRollss/Lenny code fiction/LOCAL CONNECT/惑星アブノーマル/WATARU/1 FINGER
FM802 リスナーセンター■info@funky802.com
※6歳以上は有料。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


Column

誰にも負けない言葉とリズムを糧に
感情という名の音楽を鳴らせ
『HELLO,HELLO,HELLO,』!
傷だらけで前進するバンド人生を
語る前回インタビュー

Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「Kくんと出会ったのは3年前の夏、とあるライブバー。歳の割にキャリアのある彼の名前は無論聞いてましたが、その後すぐに偶然再会したので呑みに行って(笑)(これが意外とできない)話を聞いてると、出てくる知り合いのアーティストの名前と経験値にますます年齢不詳(笑)。でもね、確かなことはそのときから音楽は抜群で、人としても最高な男ってことです。出会って4秒で“こいつ好き”って思ったな~。そんなuchuu,は毎回“次はこれを超えられるのか…?”とこっちが心配するぐらいの作品を出してくるので、正直驚いてます。すーごいです。『+1』でもそのセオリーは更新され、音楽的才能に溢れた素晴らしいアルバムができました。彼らが大阪にいながら突き進んでくれたら、道が開かれるなぁってホントに思います。希望だわマジで。こんなに自信を持ってオススメできるバンドは滅多にいないですよ。ダンスミュージックの高揚感、ポップミュージックの幸福感、あなたがどんな音楽を好きでも、何かしら刺さるところがあるはず。あ、あと俺も『NANIKA TALINAIYO』に一票!」