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「パンクの日」の8月9日に開催されている
THE SKIPPERSの恒例イベント
『PUNK DRUG NIGHT』をレポート!!

「パンクの日」の8月9日に開催されているTHE SKIPPERSの恒例イベント『PUNK DRUG NIGHT』。
4月末よりスタートした『WE'RE HERE TOUR 2016』のファイナル公演として開催されたこの日、
彼らの盟友3バンドが集結し盛大な盛り上がりをみせた。炎天下に負けない熱気が渦巻いた一夜をレポート‼

HOTSQUALL
 
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 トップバッターとして登場は、メロディック・パンクバンドのHOTSQUALL。初っ端から彼らの魅力であるパンクのスピード感と共存したメロディアスなサウンドが炸裂だ。その熱に煽られるようにオーディエンスのストームやダイブも激しさを増していく。かと思えば一方で、英語詞と日本語の絶妙なバランスを持つリリックを、軸にあるグッド・メロディで聴かせる手腕も披露。「THE SKIPPERSってめっちゃかっこいいバンドです。俺らをはじめてみる人もTHE SKIPPERSを好きって気持ちではつながってるから、よろしく‼」(アカマトシノリ(vo&b))と笑顔で語る。
 
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「笑うということ、それは乗り超えるということだ! 最高の笑顔をみせてくれー‼」とステージを終えるまで会場の一体感を高めていく。終盤にはTHE SKIPPERSの面々が飛び入り参加するシーンもあり、最高潮の盛り上がりで次なるバトンを繋いだ。
 
 
SHANK
 
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 続きましての登場は、3ピースバンドSHANK。1曲目の『submarine』から見事な振り切れ具合をみせ、疾走感溢れる『Monkey Fuck』、軽快なスカのリズムが面白い『Take Me Back』と切れ目なく楽曲が進むたび、ボーカル・庵原将平(vo&b)のエモーショナルな歌声と怒涛の破壊力を持つアンサンブルが、ガツンと刺激を与えてくる。
 
 否が応にも拳に力が入り体が突き動かされるのだ。そんなアクトとは裏腹の、のんびりとしたMCではTHE SKIPPERSのツアーファイナル公演を祝う言葉もありつつ、JAGGER(THE SKIPPERS)が開店したというホットドック屋の紹介を、笑いも交えながら語ってみたりと至ってマイペース。そのギャップでも心を射抜きながら、存分にオーディエンスとともに暴れまくり楽しませてくれた彼ら。若さ溢れるエネルギーと炸裂するパワーにさらなる高みを感じるステージだった。
 
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GOOD4NOTHING
 
 
大阪・堺市出身ならではと思えるSE『河内のオッサンの唄』の流れる中、メロディック・パンクロックバンドのGOOD4NOTHINGがステージへ。「夏も折り返し地点やぞー!」(U-tan(vo&g))の掛け声のもと、軽快なビートと夏の暑さを吹き飛ばす爽やかな『RIGHT NOW』から。
 
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激しい音にも関わらず、品位すら感じるまとまりのあるサウンドとそれをライブでさらりと演奏するテクニックは、百戦錬磨のスゴ腕がなせるワザか。オーディエンスのノリどころもうまく考慮した抑揚のあるステージングは、初見の人にとっても聴きやすく笑顔にさせる一面をも持っている。彼らのステージでもTHE SKIPPERSのメンバーが飛び入りする一幕もあり、ラストの『Cause』は「みんな少しだけ俺に力をかして」(TANNY(vo&g))と会場全体がひとつになる振り付けも。
 
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心地よい抜け感と濃密なグルーヴで夏を感じるグッド・ミュージックを聴かせてくれた、クオリティの高いアクトだった。
 
 
THE SKIPPERS
 
「最高~! めっちゃ(観客)おるやん。こんな大勢の前でライブするのはめったにないので、メチャクチャ緊張しながらも気合入ってます!今日はなんでもかかってこいよ~‼」(JAGGER(vo&g)/以下同)。
 
 
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遂に本日の仕掛け屋、“LOVE&PEACE& PUNK ROCK”のTHE SKIPPERSの姿が!待ってましたの大歓声に包まれる中、こちらも満を持してとばかりに『LOOKIN BACK』の披露からステージ上を動きまくるメンバーたち。音のキレがよく、緩急の効いたステージは数々のライブを経た実績と経験から強靭さをまとい、圧倒的な威力と存在感を放つ。ドラマ性のあるメロディ、ほどよく刺激的な疾走感のあるサウンド、そして最大の魅力ともいえるだろうメッセージ性の高いリリック。なんとも不思議だが、聴くだけで活力がみなぎってくるような気持になる。
 
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 この日も散々踊り暴れまくったであろうオーディエンスのさらに上昇し続ける盛り上がりっぷりからしても、そんな思いが沸々と体中に駆け巡る。「いろいろ考えてみるんやけど、俺たちが思うパンクロックってみんなが楽しむことなんやろうな」の言葉を証明するかのように、会場中の人々のなんとも楽しそうなこと。あちらこちらから放たれるイキイキとしたエネルギーと情熱が、さらなる相乗効果を生み出し留まることをしらないボルテージ。そんな雰囲気と一体感に喜びを感じつつ、後半戦に差し掛かるMCでは「必至にやりすぎて…、ちょっとひたらして(笑)。みんなの顔をじっくりみたいねん。THE SKIPPERSは14年目なんですけど、バンドはじめる前から俺天才やしって信じてやってきたのね。でも上手い事いかんこともあるけど、力を貸してくれた人たちに感謝して、みんなにも感謝して思いっきりやっていきたいと思います」とこれまで関わってくれた人々への感謝とこれからの決意に満ちた言葉も。音で盛り上げ、歌で一体感をつくる。長い年月で培い己のものとして吸収してきた確かな経験値が、見事に花開いた圧巻のアクトだった。
 
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そしてなんとアンコールにて「まだ内緒やけど、15周年の来年におもろいことやります!」とのサプライズ発表も‼そのためにもクリアしなければいけないと言う年末の2マンツアーも楽しみに、これからの彼らの活躍に心底期待しながら心待ちにしよう!
 
photo by rocky
 



(2016年9月16日更新)


Check

Set List

盟友集結!
熱狂のツアファイ!

THE SKIPPERS presents
「PUNK DRUG NIGHT 2016」
8月9日(火)
at BIG CAT

HOTSQUALL
1. LIKE THE STAR
2. YURIAH
3. Hey! NICO
4. SUZIE
5. I wanna be your hero
6. Standing At My Place
7. Won't let you down
8. Darlin' Darlin'
9. LAUGH AT LIFE
10. Enjoy music

SHANK
1. submarine
2. MONKEY FUCK
3. Take Me Back
4. Weather is Beautiful
5. Lamp
6. Hope
7. 620
8. Knockin’ on the Door
9. Set the fire
10. Long for the Blue moon
11. Restart
12. BASIC

GOOD4NOTHING
1. RIGHT NOW
2. STOMPING STEP
3. Summer Ends
4. LET’S DRIVING THE SEA SIDE
5. Maximize
6. Stick With Yourself
7. It’s My Paradise
8. IN THIS LIFE
9. Cause You’re Alive

THE SKIPPERS
1. LOOKIN'BACK
2. SYMBOL
3. FIGHT FOR US
4. MAGIC PUNK ROCK
5. PUNK THIS TOWN
6. WAY OF LIFE
7. DON’T THINK, FEEL
8. STAND BY ME
9. HIKARI
10. WALKMAN
11. GOING SKIP
12. APOLLO
13. THAT TIME
14. ANSWER FOR THAT TIME
15. BAD ALIEN
16. PRICELESS
Encore
1. IMAGINE
2. MESSAGE

HOT SQUALL オフィシャルサイト
http://www.hotsquall.com/

SHANK オフィシャルサイト
http://www.shankofficial.com/

GOOD4NOTHING オフィシャルサイト
http://g4n.jp/

THE SKIPPERS オフィシャルサイト
http://www.the-skippers.com/


Live

【CROSS MATCH TOUR 2016】

THE SKIPPERSが
全国5会場で2マンコロシアム開催!

【東京公演】
9月18日(日)発売 Pコード311-567
▼12月2日(金) 19:30
Public Space四次元
前売-2300円
[共演]有
Public Space 四次元■092-741-0552

【東京公演】
9月18日(日)発売 Pコード311-568
▼12月6日(火) 19:30
渋谷club 乙-kinoto-
前売-2300円
[共演]有
shibuya club 乙-kinoto-■03-3780-1010

【愛知公演】
9月18日(日)発売 Pコード311-570
▼12月7日(水) 19:30
CLUB ROCK’N’ROLL
前売-2300円
[共演]有
CLUB ROCK’N’ROLL■052-262-5150

【香川公演】
9月18日(日)発売 Pコード311-571
▼12月8日(木) 19:30
sound space RIZIN’
前売-2300円
[共演]有
sound space RIZIN’■087-851-3058

【大阪公演】
9月18日(日)発売 Pコード311-573
▼12月11日(日) 19:30
WORLD WIDE project OSAKA SINKAGURA
前売-2300円
[共演]有
OSAKA SINKAGURA■06-6212-6225

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Column 1

『WE'RE HERE』
セルフライナーノーツ!
8/9(火)BIGCAT
『PUNK DRUG NIGHT 2016』 に向けTHE SKIPPERSから
動画コメントも到着