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「みんなが必死こいてレコーディングした感じが伝われば(笑)」
がんばれ!Victoryじゃなくて、がんばった!Victory!?
ロッククラシックへのオマージュも、10代の軌跡と奇跡も詰め込んだ
『十代発表』全員インタビュー&動画コメント

 インタビュー中に飛び交う、レッド・ツェッペリン、メタリカ、アンスラックス、Hi-STANDARD、ホワイト・ストライプス、スコーピオンズ、MR.BIG、ガンズ・アンド・ローゼズetc…まるで20歳の女の子5人の会話とは思えない(笑)。昨年メジャーデビューを果たした、バンドでありアイドルである、その名もハイブリッドな“バンドル”ことがんばれ!Victoryが、遂にリリースした1stフルアルバム『十代発表』は、タイトル通りの彼女たちの10代の軌跡と奇跡に、笑っちゃうぐらいタフなバンドサウンドに、圧倒&歓喜され続ける全14曲64分だ。ロッククラシックのDNAを宿した“平成オールド・ロック”、それをプレイで体現する驚異の“絶対生音主義”という、がんばれ!Victoryが掲げるマニフェストが見事に結実した同作を手に、現在は全国ツアー中の彼女たちに、レコーディング秘話はもちろん、デビューイヤーから今に至るまでの青春の日々を語ってもらったインタビュー。小学校6年生の結成以来続く音楽への純度と絆は、この作品に、会話に、まばゆいばかりに詰め込まれている。

 
 
本当に音楽と向き合ったというか、音楽と一緒に過ごした1年だった
 
 
――デビュータイミングでインタビューさせてもらいましたが、このアルバム『十代白書』に至るまでを振り返ってみて、それぞれどんな1年でしたか?
 
れな(g)「やっぱり“濃い”印象は多分みんな同じように受けていて。デビューと同時にいろんなところでライブさせてもらったり、行ったことのない場所に行って感じたことを曲にすることもあったり、いろんな体験を一気にギュッとさせてもらったなと。感謝しなきゃいけないなと思う、いい1年だったと感じてます」
 
しのぶ(b)「ライブもそうですけど、こうやって取材をしてもらったり、かなりバタバタしていた印象はあったんですけど、終わってみると“駆け抜けたなぁ~!”って。2年目でも気は抜かず、今まで以上にやらないとって」
 
まゆこ(ds)「ほぼ毎日ライブだったりイベントだったりがあった中で、メンバー個人個人が成長した部分もあったし、成長しなければいけない部分もすごく見えてきたのかなぁって。2年目も新しいことを見付けながら、それをクリアできるように1つ1つ成長していかなきゃいけないなぁって思う1年ではありましたね」
 
――だってみんな、もうデビューのときのワイワイ感がちょっと薄れてるもんね(笑)。
 
しのぶ「えぇ~!? まぁもう、20歳になったんで、ハイ(笑)」
 
れな「いやでも、昨日も“うるさいから!”って怒られたばっかりで」
 
しのぶ「取材していただいてる合間にみんなでお絵描きとかをしてたら、“ちょっと、今はお絵描きしないで!”みたいな。もう大騒ぎし尽くしてきた結果、今に至る(笑)」
 
――なるほど、じゃあその辺の感じはまだ失われてないんやね。
 
みなみ(g)「全くですね(笑)」
 
――あやきちゃんはどうでしょう?
 
あやき(vo)「たくさん歌った1年だったなぁというのは本当に思ってて。去年もライブを140本ぐらいやったんで、本当に音楽と向き合ったというか、音楽と一緒に過ごした1年だった。あとはレコーディングとか、単独でもライブをやることが増えたので、そこでも新しいことをどんどん実現できる2年目になればいいなぁと思ってます」
 
 
シングルでは見せられていない表情を
アルバム1枚を通して伝えられるようなものにしたい
 
 
――1stアルバムの制作前に何かビジョンはありましたか?
 
しのぶ「『十代発表』=十代の活動の集大成という意味ではシングルも入れつつ、やっぱりこのアルバムのための書き下ろしもしなきゃという話は自然と出てきて。特にミディアムテンポとかバラードとか、シングルでは見せられていない表情を、アルバム1枚を通して伝えられるようなものにしたいなって。アップテンポな曲ばっかりにちょっと身体が慣れ過ぎていたので、そこをしっかり切り替えるのは意識してやりましたね」
 
まゆこ「今までは自分の中のレパートリー増やしていく感覚で、アレンジャーさんが固めてきた曲をそのまま叩いたりしてたんですけど、今作では自分でフレーズ考えたり、“私らしさ”を取り入れていけたらなぁと思って取り組みました。そういう風にしていかないと、私も成長していかないなと思ってたので」
 
あやき「バラードを歌うのが、インディーズに最初に出したアルバム『KGSD』(‘14)に入ってる『U』以来だったし、しかも恋愛の歌詞だし、どういう風に歌ったら伝わるんだろう?って迷ったりしたので。それが表現できてたらいいなぁと思ってます」
 
みなみ「パートの振り分けとして私は単音が多いんで、すごくニュアンスを問われたレコーディングでしたね」
 
――3枚のシングルごとに収録していたメンバーデモ曲の楽曲人気投票をして、それぞれ1位になった曲が入るのも、スパイスとしてうまく作用してますね。
 
れな「一番反応があった曲という名目があるので、アルバムを引っ張ってくれてるというか、骨組になってくれてる感じがすごくしましたね」
 
――それこそ『Scarred』(M-6)とか『サヨナラ』(M-9)とか、恋愛の歌詞はあまりなかったですもんね。あと、ブログにも書いてましたけど、れなちゃんは“とっても悩んでとっても苦しんだ1年だった”ということですけど(笑)。
 



れな「アハハ!(笑) 『サヨナラ』に関しては自分の中で課題を固めて、がんばれ! Victoryにないところを突きたかったので、バラードだったり恋愛だったりと明確にテーマが出てきたんですけど、『Scarred』は高校生ぐらいのときに自分の世界に入り込んで、本当に素直に書いた曲だったので暗いなって(笑)。そこにゴリゴリのサウンドが交わったとき、自分のことでありながらちょっとグッときて。なかなか投票で収録曲を決めるアーティストさんもいないし(笑)、(『Scarred』が)投票1位になったりしたことで、ちょっと自信をつけさせてもらえたのはありますね。こういう曲をこれからも書いていいんだなって」
 
 
今できる限界まで全部詰め込んでる
 
 
――『青春!ヒーロー』(M-11)は最新シングルですけど、がんばれ! Victoryの持っている平成オールドロックの旨味と、今のシーンで求められているキャッチーさとかビートが、うまく合わさった曲だなと。
 



れな「この曲は初めて男性の方に楽曲提供をしていただいたんですけど、デモを聴いたときも、自分たちの持ち味であるオールドロックとの交わりがすごくいいなと思いましたし、言葉のニュアンスという意味でも、男性に書いてもらうことによって持って行きたいイメージと重なったのはありましたね」
 
――この配分が、がんばれ! Victoryの突破口な気がしますね。ちゃんとリフとかイントロでは好きなことをやってるけど、サビはいきなりキャッチーな感じがおもしろい。バンドサウンドとしても聴いてて笑っちゃうぐらいタフで、その辺のバンドより全然音としてもガツンッ!とくる。
 
まゆこ「あぁ~嬉しい。ありがとうございます!」
 
――しかもそれが14曲、20歳の女の子が何ちゅう音出してんねん!っていう(笑)。
 
しのぶ「お腹いっぱい!みたいな(笑)」
 
まゆこ「でも、今回はテンポだったり雰囲気が違う曲が多くて、BPMも100ないものから204までと幅広いんで、胃もたれしそうだけどしない、みたいな」
 
れな「フルアルバムの制作は初めてだったんですけど、“こういうアルバムが聴きたいな”と思うものができたなって。普段自分の好きな曲をプレイリストにするように、自分たちの理想のプレイリストが実現できたかなっていうのは、すごくありました」
 
――今の段階でこれがやれてたら、バンドが続けば続くほど、25ぐらいにはもうすごいことになってそう。ライブで絶対勝てる、みたいな。
 
しのぶ「シングルを出すときもそうなんですけど、今回のアルバムでも今できる限界まで全部詰め込んでるので、次にまたCDを出すときは、それをさらに超えるものがないと聴いてくださる方にも響かないし、常に自分たちでハードルを上げて、そこに必死に食らいついていくっていう(笑)。人から“こうして”って言われるよりは、そのやり方が合ってるのかなと思いますね」
 
――そう考えたらホンマに、渾身のというか…大変でしたね(笑)。
 
れな「レコーディング期間も長くて、一番最初に録った曲が去年の夏とかで、最後の方は計算をミスりまして2週間に3曲録って(笑)」
 
――長い期間をかけたくせに(笑)。
 
しのぶ「そうなんですよ! 最後の最後で、ヤバい! マスタリングに間に合わない!って(笑)。しかも去年の夏は、“後々どこかで音源として使うためにとりあえず録っとこう”みたいな感じだったので、“録ったけど本当に使ってもらえるのかな?”と思ってたので(笑)、それがちゃんと世に出てよかったなぁって」
 
れな「曲順とか曲間も自分たちで決めたので、ウキウキしながら作りましたね」
 
 
“レコーディングし終わった音を聴いてたんだけど
あんまり弾けてないね”って言われて(笑)
 
 
――レコーディングを通じて、何か印象的なエピソードはありました?
 
れな「1曲目の『WONDER JOURNEY』は録り直しましたね。1回マルッとレコーディングし終わって数週間経った後に、“レコーディングし終わった音を聴いてたんだけど、あんまり弾けてないね”って言われて(笑)」
 
(一同爆笑)
 
みなみ「めっちゃ怒られましたよ…」
 
しのぶ「“いついつ録り直すから!”、“マジですか!?”って。そのときには別の曲のレコーディングもあったので、ヤバい~! 間に合うかなぁ?みたいな(笑)。でも、録り直してよかったと思います」
 
れな「今聴き比べても思うよね。ゾッとするよね(笑)」
 
しのぶ「うん! あれが世に出てたらと思うと(笑)」
 
まゆこ「しかも1曲目やけんね(笑)」
 
――でも、そのときは一旦はOKが出たんやね。
 
れな「何かみんな朦朧としてて(笑)」
 
――アハハハハ!(笑)
 
しのぶ「スタッフさんもみんな疲れ切ってて、後で聴いたらみんなダメだったっていう(笑)」
 
――あと、なんと発売日にみなみちゃん作詞作曲の『パレット』(M-8)の収録が発表されましたが、リリース当日まで入ってる曲が分からないってすごい。がんばれ! Victoryは常にこういう仕掛けがあるね。
 
しのぶ「発売日まで秘密にしておくなんて、私たちもやったことがなかったので、MCさんに“何の曲ですか?”みたいなフリをされると、つい言いそうになるんですよ!(笑) だから私たち自身もちょっとドキドキハラハラして」
 
みなみ「私も1回ラジオで、“今回のアルバムでは私も曲を書いてるんで”まで言っちゃって、“書いてるのかもしれないですけど”って言い直して(笑)」
 
――『WONDER JOURNEY』は思いっきりレッド・ツェッペリンのオマージュはじまりだけど(笑)、結構何曲分かのロッククラシックが1曲になってる、みたいな曲が多いよね。
 
まゆこ「『ボクラノミライ』(M-3)もそうだよね? メタリカ始まりの→アンスラックス→ハイスタ的な感じ(笑)」
 
しのぶ「非常に忙しい曲(笑)」
 
まゆこ「あとはホワイト・ストライプスとかスコーピオンズとか」
 
しのぶ「そうですね。スコーピオンズなんか、あれはもう…」
 
あやき「まんまやん(笑)」
 
まゆこ「『ラリラリラ』(M-12)もそれこそMR.BIGだったり」
 
あやき「『全力!スタート』(M-2)はガンズ(・アンド・ローゼス)と」
 
しのぶ「その世代の方とかは、“おぉ!?”って喜んでいただけると思います」
 
 
シングルも作るのは大変なんですけど
アルバムはそれ以上に大変だったことが分かりました(笑)
 
 
――本当に駆け抜けた1年が形になった作品ですけど、完成したときはどう思いました?
 
れな「もちろんシングルも作るのは大変なんですけど、アルバムはそれ以上に大変だったことが分かりました(笑)。とにかく曲数も多いし、自分たちの判断1つでアルバムの方向性も変わるので不安だったんですけど、形になったときにがんばれ!Victoryらしさもすごく出ていたので嬉しかったですね」
 
みなみ「何かいろいろ詰まってるなぁって思いました。撮影のときに寒かったり、雪で中止になったりとか、いろいろあったんで(笑)」
 
しのぶ「自分のことながらすごいがんばったなって」
 
れな「がんばった!Victory(笑)」
 
――がんばれ!じゃなくて、がんばったな!Victory(笑)。
 
まゆこ「このアルバムは朝からフルで聴いちゃうぐらい好きなアルバムになったんで、たくさんの人に聴いてほしいなぁって思いましたね。がんばれ!Victoryの喜怒哀楽が出せてるし、みんなが必死こいてレコーディングした感じが伝われば(笑)すごく嬉しいなぁって」
 
――ちなみにみんなはもう出会ってどれくらいになるの?
 
まゆこ「(しのぶを指差し)ここは保育園の頃に会ってるので」
 
しのぶ「15年ぐらい一緒(笑)」
 
まゆこ「だから幼なじみなんですけど、お父さん同士も幼なじみだから(笑)」
 
あやき「うちの父とみぃ(=みなみ)の母も幼なじみで(笑)」
 
――自分たちどころか、親もみんな知り合いという(笑)。去年は故郷に錦じゃないですけど、ワンマンもやれてね。
 
しのぶ「嬉しかったですねぇ。何より家族がすごく喜んでくれたんで。なかなか地元でライブをすることがなかったので、佐賀で、しかもワンマンで帰ってくるって言ったときは、“もう絶対観に行く!”って。ちょっとは親孝行できたのかなと思いました」
 
――がんばれ!Victoryがデカくなったら、佐賀で主催フェスとかね。
 
まゆこ「それ、すごい言われます。“早く佐賀でフェスやってよ!”みたいな」
 
――しかも、外タレとか呼んだらおもしろい(笑)。
 
しのぶ&あやき&みなみ「うわぁ~!!(歓喜)」
 
まゆこ「ヤバいそれ(笑)。誰呼ぶ?」
 
しのぶ「英語勉強せな…(笑)」
 
――それこそオマージュしてた人たちを呼べるようになったら(笑)。
 
れな「どうしよう怒られたら。何じゃこりゃ!って(笑)」
 
まゆこ「まずは自分たちがフェスに出演して盛り上げて、いずれ自分たち主催のフェスができたらいいなぁって」
 
――そして、いろんな失敗も課題も乗り越えてここまで来れたわけやから、リリースツアーはドラマチックなものになりそうですね。ツアーファイナルの東京・代官山UNITも、いっぱいお客さんが入ってたらいいね。
 
まゆこ「ツアー最大キャパなんで、それは何としてでも頑張りたいなと思います!」
 
みなみ「グルーヴとか音的にも、どこにも負けないバンドだと私は思ってるので、そこを観てほしいなと思います。ライブでもいろいろ仕込んでおもしろくしたいなって(笑)」
 
――後は行ってのお楽しみということで!
 
全員「ありがとうございました~!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2016年7月 8日更新)


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Movie Comment

まごうことなき方言(笑)
がんばれ!Victoryからの動画コメント

Release

シングルを軒並み収録した豪華盤!
爽快ポップな重低音1stアルバム

Album
『十代発表』
【通常盤】
発売中 2500円(税別)
ポニーキャニオン
PCCA-04359

<収録曲>
01. WONDER JOURNEY
02. 全力!スタート
03. ボクラノミライ
04. 夢のつづき
05. 三三七拍子
06. Scarred
07. booing!
08. パレット
09. サヨナラ
10. DEAR
11. 青春!ヒーロー
12. ラリラリラ
13. Go my way!!
14. また明日

Profile

がんばれ!ビクトリー…写真左より、みなみ(g)、しのぶ(b)、あやき(vo)、れな(g)、まゆこ(ds)。佐賀県唐津出身、小学校の同級生で結成した'95年生まれのアイドルとバンドの垣根を越える“バンドル”。'15年5月にシングル『全力!スタート/夢のつづき』でメジャーデビューした、要注目の5人組。『ROCK IN JAPAN』『TOKYO IDOL FESTIVAL』への出演歴もありその実力はお墨付きで、アーティスト名はアメリカ映画『がんばれ!ベアーズ』が起源で、出来損ないのメンバーが今後大きく成長し、感動を与えられる存在になって欲しいという想いが込められている。“絶対生音主義”、“平成オールド・ロック”、そして“野球”をテーマに掲げ、普段のおっとりしたキャラからは想像出来ないゴリゴリのロックサウンドと、ステージとフロアが一体となるパフォーマンスで加速度的にファン増殖中! 同年9月には2ndシングル『ラリラリラ』を、'16年1月には3rdシングル『青春!ヒーロー』を、そして、3月16日にはメジャー1stアルバム『十代発表』をリリースした。

がんばれ!Victory オフィシャルサイト
http://ganbare-victory.com/
 

Live

東名阪福のリリースツアーが開催中
ファイナルは過去最大のUNITに挑戦!

 
『がんばれ!Victory TOUR五回の裏
きたぞ!四大都市ツアー!
がんビクの根性みせてやるばい!』

【福岡公演】
チケット発売中 Pコード293-689
▼7月2日(土)16:00
福岡Queblick
スタンディング3000円
H.I.P.■03(3475)9999
※6歳以上はチケット必要。
6歳未満は入場不可。

 

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード293-689
▼7月9日(土)16:30
アメリカ村 CLAPPER
スタンディング3000円
H.I.P.■03(3475)9999
※6歳以上はチケット必要。
6歳未満は入場不可。

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【愛知公演】
チケット発売中 Pコード293-689
▼7月10日(日)16:00
HUCK FINN
スタンディング3000円
H.I.P.■03(3475)9999
※6歳以上はチケット必要。
6歳未満は入場不可。

【東京公演】
チケット発売中 Pコード293-689
▼7月17日(日)17:00
UNIT
スタンディング3000円
H.I.P.■03(3475)9999
※6歳以上はチケット必要。
6歳未満は入場不可。

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Column

バンド+アイドル+野球
=がんばれ!Victory
“絶対生音主義”で邁進する
5人の解体新書
“平成オールド・ロック”を目指す
イノセントな新世代に迫る
はじまりのインタビュー

Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「いや~すごいっすわ、『十代発表』。20歳でこの音を天真爛漫に出す彼女たちに、愛くるしさと恐怖を感じます(笑)。デビュー作『全力!スタート/夢のつづき』以来の取材でしたが、変わらぬほんわかした空気と共にちょっと大人びた雰囲気も感じ、そこにはデビューイヤーからのメジャーアーティストとしての日々を見たような気がします。がんばれ!Victoryはアイドルでもありバンドでもありますが、どっちのフィールドでも通用するグループになりたいという志と同時に、そのどっちにもどっぷり行けないもどかしさもあるかもしれません。が、このアルバムには最新シングルの『青春!ヒーロー』をはじめ、そんな懸念や先入観を一網打尽にする強力な楽曲がズラリ。年齢相応の歌詞でも、出てる音のモノが違う(笑)。最高に気持いいロックアルバムです。ただ、全然変わってなかったのは、あやきちゃんはボーカルやのにあんまり喋らへんってことです(笑)」