インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 「そのメロディに自分が惹きつけられたか? 感動したか?  Hello Sleepwalkersを決まりきったバンドにはしたくなかった」 異端を貫くハロスリのプライドと覚悟が生んだ設計図のない完成形 『Planless Perfection』インタビュー&動画コメント


「そのメロディに自分が惹きつけられたか? 感動したか?
 Hello Sleepwalkersを決まりきったバンドにはしたくなかった」
異端を貫くハロスリのプライドと覚悟が生んだ設計図のない完成形
『Planless Perfection』インタビュー&動画コメント

 流れゆく時間と移りゆくシーンの残酷さを横目に、“設計図のない完成形”と名付けられたアルバムにかけられた2年の歳月と執念は、彼らにいったい何をもたらしたのだろう? 未知の音楽を生み出し続けるHello Sleepwalkersの最新作『Planless Perfection』は、国籍不明のトライバルな祝祭感から異次元に引き摺り込む『レトリック』で幕を開け、緩急自在激烈ハイエナジーな鉄板『神話崩壊』、音楽の渦からひとときチルアウトするような素顔を見せる『夜明け』、ルール無用の壮絶な曲構成にも関わらずメロディを真芯に突き刺す驚異の『2XXX』等、サウンドフォームを進化させながらなお異端を貫く恐るべき楽曲群を経由し、最後には“スポットライトの外側で 今も続く物語”と歌うハロスリの新たな決意表明『Perfect Planner』に漂着する、11曲47分の強烈マインドトリップを展開! 傑作『Masked Monkey Awakening』(‘14)という自ら築いた高い壁を、得体の知れなさと凄みを増した男女ツインボーカル×トリプルギターによる最新形態で突破した、突然変異のハイブリッドロックバンドの面目躍如の1枚だ。リリースツアー真っ只中にいるバンドの司令塔シュンタロウ(vo&g)が、2年に及ぶ自問自答と実験を繰り返したどり着いた、音楽家としてのプライドと覚悟を語るインタビュー。こんなバンド、どこにもいない。



バンドとしてどうなりたいのか、自分たちの完成形がどこにあるのか
ずっと模索していた
――前アルバム『Masked Monkey Awakening』のインタビューもさせてもらいましたけど、まぁすごいアルバムだったと思うんですよ。発してるエネルギーも、音の密度も、Hello Sleepwalkersの存在を知らなくてもアルバムを聴かせただけで何かが変えられるパワーがあるような。でも、この流れの早いシーンにおいて、また前作同様フルアルバムのリリースまで2年かかったわけじゃないですか。そうなった経緯を改めて聞きたいなと。
「制作はずっとやってたんですけど、うーん...迷いが若干あったんです。バンドとしてどうなりたいのか、自分たちの完成形がどこにあるのか、ずっと模索していて。その中で、リリースがないまま『Quintet Laboratory』というツアーでいろんな実験をしていこうという話になって。そこで、今作に入っている曲もアレンジがまだまっさらの状態のときにやったし、インストもアコースティックもやってみて、徐々に今回の作品の形が見えてきたのかなぁって」
――逆に言うと、今まではそういう新曲だったり、まだ固まり切ってない曲をライブではやっていなかった?
「もう全然やってなかったですね。アルバムはもう出したい出したいっていう気持ちだったんですけど、その形が見えないまま、本当に"実験"」
――それこそ前作からして、Hello Sleepwalkersの音楽はオーソドックスな日本のロックではなくて。
「そうですか? やっぱり」
――そうでしょ(笑)。活動的にもロックフェスに出まくって、同世代のバンドと俺たち仲良しですってカップリングツアーをして盛り上がるわけじゃない。そういうステレオタイプな活動をしてきたバンドではないわけで、そもそも以前から実験的なバンドだったと思ってるんです。それでも、当時の自分たちに確信があったわけじゃないと。
「前のアルバムでテーマにしていたのがライブ感だったんで、今回はどうするのかという話から実験を経たんですけど、それこそ"Planless"、設計図のない状態から作り始めたのはやっぱりありましたね。ある意味、無の状態から始める、決まりきっていない感じがよかったとは思ってるんですけど、だからこそこれだけ時間がかかったのもありますし。難しかったですね、最初は」
――何でもやりたいバンドが、何をやってもいいときに、何をやるのか。
「どこにでも行きたいとずっと思ってて、『Masked Monkey Awakening』でもそれはやったつもりだったんですけど、まだその気持ちが全然尽きてなくて。あれは僕らのやれることを追求していく一歩目で手応えも結構あったんですけど、自由という形のない形は、やっぱり難しい。本当の自由って、多分前のアルバムのことすら考えないことだと思うんですよ。そういう意味では、『Masked Monkey Awakening』も本当に好きなアルバムなんですけど、Hello Sleepwalkersを決まりきったバンドにはしたくなかったというか」
――ある種の"ハイエナジーなライブバンド"みたいな。あれはあれで1つのブランドイメージでもあるもんね。
「そうですね。でも、この5人はまだまだポテンシャルがあると思うし、もう1回この5人でやれること、やっていくことを模索しながらちょっとずつ進んできて、『Planless Perfection』は完成したと思いますね」
――それで言うと、実験を重ねた結果、それが何なのか分かったわけですか?
「いや、それが全く分からなかった(笑)。でも=収穫が0ということではなくて、型にハマらない楽しさみたいなものを、今回はすごい感じましたね。最初のアルバム(『マジルヨル:ネムラナイワクセイ』('12))は、本当にまっさらな状態で作り上げたんですけど、僕がほとんどの主導権を握っていて。今回はそれを全員でやれたというか、曲作りの段階からみんなが参加した、"5人"という感じがすごくするアルバムですね」
――やっぱりこのバンドの独自の結束力は、デビュー4年目でも変わらずなんですね。
「だいぶ独特なんですけどね(笑)。他のバンドを見てても、俺らとは違うなって思うことがすごくありますから」
ヤバいですよね。誰もノれないっていう(笑)
――今作にはその実験的なツアーで事前に披露した曲が結構入ってると。
「そうなんですけど、本当に最後の最後までどうなるのか、収録曲も録り始めるギリギリまで決まらなかったし、作詞にしても歌録りの日までやっていて」
――逆に今まではそうじゃなかった?
「そうですね、僕が作り込むタイプだったんで。今回はホントにギリギリまでやってたなぁ...まぁ納得のいくものを作りたいのもあったし、時間はかかりましたよね」
――その中でこの11曲をどうやって選んだんですか?
「ライブでのお客さんのリアクションじゃないですけど、"なるほど、この曲はみんな真顔になるのか"とか(笑)。でも、それも入れましたけどね。真顔が必ずしも悪じゃないから」
――それはちなみにどの曲?
「『2XXX』(M-10)っていう曲で」
――これめっちゃカッコいいやん! 取材メモに"ルール無用"、"規則性がなさ過ぎる"。って書いたもん(笑)。
「アハハハハ!(笑) ヤバいですよね。誰もノれないっていう(笑)」
――1番のAメロは英詞なのに2番は違うし、イントロのギターのパンも意味不明だし(笑)、セオリーとかルールとか法則とか、A→B→サビみたいな展開とか、そういう制約が完全にない曲ですよね。
「最初の方に入れたちょっと激しめのリフっぽいフレーズは途中から一切出てこなくなるとか(笑)。でも、そういう曲の方がドラマチックだと思うし、僕が聴いてて好きな曲はこれだなって。結構エグい曲なんでライブではシビアというか、演奏もかなり難しくてスリリングですね。でも、やってて楽しいんだよなぁ。しかもメンバーもやりたがるんで。そういうところは一致してるのかなって、最近はすごい思うなぁ」
――細かいフレーズをビシバシ当てたときの快感のツボとかが同じのかな(笑)。
「だと思いますね。多分ドMなんですよ、みんな(笑)」
――だってこの曲のナルミ(g&vo)ボーカルのパートも、"もう絶対噛むやん!"っていう言葉数(笑)。ただ、この曲が突破口というか、ある種今作でやりたいこと、意図してることを象徴してる気もします。
「確かに。この曲が一番近いかもしれないですね」
音楽でつまずいたら、僕たちに残るものはない
――そんな中でも、前作における『23』的な立ち位置のデイリーソングが『夜明け』(M-7)だと思いますが、『23』よりもさらにスタンダードなポップソングですよね。



「作りながらアルバムの方向性が分からなくなっていた時期に、この歌詞みたいな心情になって、ガーッと夜中から3時間ぐらい書き出して。そのときは曲作りとか、今までやってきた活動とかも、本当に全部投げ出したくなったというか、無意味に思えてくる虚無感がすごいあって。でも、それを曲にするとき、やっぱり僕はマイナスのままそこで嘆いて終わらせたくなくて。僕に"朝が来る"のかは分からなかったけど、そう書きたくて」
――好きで音楽を始めて、東京に出てきて、職業として今は音楽をやっている。そういう中でもやっぱり虚無感みたいなものは感じるんやね。
「デビューしてここ4年は本当に音楽しかやってないし、その音楽でつまずいたら、僕たちに残るものはないんだって痛感したというか。リリースも空いたし」
――そうか。今や音楽が上手くいかない=人生が上手くいかないになっちゃうもんね。
「直結するんで。やっぱりみんなに対する責任感じゃないけど、僕がみんなを引っ張って一緒に沖縄から出てきたんで。それで今おっしゃったデイリーソングというか、自分の感情を吐き出すだけの曲を作りたくなったんです」
――でも、普通のバンドだったら最も多いはずのスタンダードでポップなこの曲調が、このアルバムにおいては唯一の曲であるという、Hello Sleepwalkersのおもしろさよ(笑)。
「アハハ!(笑) そう言われると気付きますけど、確かになぁ(笑)。でも、このバランスが本当に好きだな」
――でも、こういう1曲があるからこそ、得体の知れない未知の音楽を生み出す5人が、いろんなことを思い生きている20代の男女なんだなって、ふと距離が近くなれるというか。そんな気がします。
「ホントですか!? こういう曲は自分の逃げ場だったんですけど、こうやって形になるとやっぱり恥ずかしい。でも、最後は誰かの曲になればいいなと思って書きました。だから"朝が来る"って言いたかったんですよね。自分のために言ってるところもありますけどね」
バンドがまた改めてスポットライトの下に立つために
――あと、『EYES TO THE SKIES』(M-3)は、プロデューサーのコリン・ブリテンとの共作ですが、これはどういうなりゆきで? 前作ではHARD-Fiのリチャード・アーチャーがプロデュースを担ってくれてたわけですけど。
「僕もリチャード・アーチャーはすごく好きで、めっちゃカッコいい音を作ってくれたけど...何だろう、"好奇心"じゃないですけど。結構メンバーにも求めることなんですけど、飽き性の延長で、どんどん違ったことをやってみたいという。DJのKSUKEさんのミックスをコリンがやっていて、その1曲に僕とナルミが歌で参加したのもあって、そこから話が広がって。最初に会ったときに、"俺は日本の市場は分からない。だから、そこはどんどん言ってくれていい。ただ、分からないけどカッコいい音は一緒に作っていけるよ"と言われて。コリンは曲も作れる人間だったし、一緒にやってみるのもおもしろいかなって」
――アルバムの最後には、表題曲とも言えるような『Perfect Planner』(M-11)が入っていますが、これはアルバムの全貌が見えてから書いた?
「これはコリンと一緒にやる提案の中で弾き語りで書いたんですけど、ギターのフレーズもそのときに割と忠実な感じですね。曲もすごい好きだったし、この作品を締め括る1曲になるんじゃないかなって。これがレコーディング当日まで歌詞を書き続けたやつです(笑)」
――この"スポットライトの外側で 今も続く物語"という一節がすごく印象的だなぁと。
「僕は結構回りくどい表現をするんですけど、そこに自分の意思や考えが入らない曲はほとんどなくて。これは神話のイカロスの話を書いてはいるんですけど、僕らを重ねてるというか。リリースが2年空いたのもありますけど、バンドがまた改めてスポットライトの下に立つための曲じゃないかなって思ってます。イカロスは蝋の翼で太陽まで飛んで行くような、そんなの無理だろと思われるようなことをやって、最後は太陽の熱で蝋の羽根が溶け落ちて死ぬんですけど、僕はここで1つ違うことを書きたいなって。僕たちはここで終わりたくはなかったから、エピローグを書き換えたかったし、完璧を追い求める様を見せたかったし。そういう意味では、完全には物語にのっとってはいないけど、"もう1回飛べるから"っていう想いのこの曲は、アルバムの最後にはすごくいいかなぁと」
――今作を象徴する1曲であり、Hello Sleepwalkersの新たな決意表明みたいな。あと、神話ってそんなに身近な題材じゃないと思うけど、そもそも興味はあったの?
「僕もそんなに詳しくないですけど、やっぱり現実離れしてる未知なものの方がおもしろく感じちゃうんですよね。音楽的にも初めて感じる刺激に惹かれてやってきたのはすごいあるし、そこがリンクしてるというか。そういうのはインタビューされてて気付きますね」
――前作のインタビュー時には、"自分の中で納得のいく、新しさを感じるメロディ。そういう新鮮さとか斬新さみたいなものは、ずっと考えてます"と言っていましたが。
「例えば、ギターのフレーズ1つにしても、そこに乗るメロディにしても、自分の基準点を超えるのが何かと言うと、そのメロディに自分が惹きつけられたか? 感動したか? それがやっぱり根本にあるし、それを超えないと世に出したくないというか。そういう気持ちは確かに今回もずっと持ってましたね」
――でも、自分が経験を積めば積むほど、刺激を感じることって減っていくというか。
「いやそれがね、意外とそんなことはなかったんですよ、音楽の底が深過ぎて(笑)。深い分いっぱい掴むところもあるし、成長するのびしろもあるのかなって。まだまだ感動できるんだろうなって、ワクワクしてますね」
――音楽という海は思ったより広くて深かったのが、枯渇しないエネルギー源の1つやったんやね。だからこそ、喜びをくれるのも音楽だし、虚無感をくらうのも音楽。不思議なもんですよね。
「そうですよねぇ。でも、このアルバムは今までとは違った感触があるというか、"俺たちはこういうアルバムが作れるんだ"っていう自信にもなったし。ただ、構成がハチャメチャな曲もあるし、ギリギリまで作ってたのもあって、どこまでこなせるかの戦いだったんですけど。とは言え、キツかったけどレコーディング自体が久々だったし、何か...レコーディングって楽しいなって改めて思いました(笑)。音が目の前で作られていく感じ、積み重なっていく感じがおもしろいなぁって」
――1曲目の『レトリック』のトライバルな祝祭感も新鮮で、こういうアイデアもアルバムの幕開けにはよかったですね。ワクワクしました。
「ホントですか!? ありがとうございます! ライブを全く想定せず作った曲だったし、1曲目にこういう曲をやりたいと思ってからは、アレンジもし直して。今回の曲は全体的にライブでどうするかを全く考えず、まっさらでいこうという感じだったんですよね」
もっと自由にやっていくと思うし
音楽の底の深さを知りながらもっと追求していくと思う
――ツアーも始まっていますが、東名阪規模からワンマンで全国を廻れるようになったのは嬉しいですね。
「嬉しいですね。やっぱり『Quintet Laboratory』がデカかったというか、改めて待っててくれる人がいるのを再認識できたのがあって。それ以外の場所にも今回のアルバムを持って行けるし、本当に楽しみだなぁと。前作のときは『猿は木から何処へ落ちる』の"アイトヘイワ"っていうコーラスを皮肉って作ったんですけど、お客さんがみんなでそれを言い返してくると、何だかヤバい集団みたいになってきて(笑)。それはそれですごくおもしろかったし、ライブならではの発見が今回もあるんだろうなって、楽しみにしてます」
――こんな複雑なビートにお客さんはどうやってノるんだろう?っていうのもあるし(笑)。
「いや~どうするんだろ? みんな(笑)。アレンジも曲によって変わるかもしれないし、もっともっとカッコよくなると思う。全ヵ所とにかく楽しみですね、運転がなければ...って嘘です!(笑) 実は運転してる方が体感的に早く着くし、沖縄にいた頃は歌の練習はほぼ運転中だったんですよね。毎日歌ってたのが、東京に来て歌う環境が減ったなって。今日も久々に車で長時間歌いながら来たんですけど、楽しかったですね。みんな寝てるんで小声ですけど(笑)」
――最後に改めてこのタイミングで、どういうバンドになっていきたいと思いますか?
「今回は、本当にある種の完成形="Perfection"が出来たなと思いました。無軌道で無計画にいくおもしろさを掴んだ気がして。これからも、『Masked Monkey Awakening』にも『Planless Perfection』にも縛られず、もっと自由にやっていくと思うし、音楽の奥深さを知りながらもっと追求していくと思う。そういうおもしろさを表現として人に伝えて、共感してもらえるようなバンドになりたいですね」
Text by 奥"ボウイ"昌史




(2016年6月16日更新)


Check

Movie Comment

ある液体を飲んでもしっかり喋る(笑)
シュンタロウ(vo&g)から動画コメント

Release

実験を繰り返し生まれた未知の音楽
2年ぶりの強烈3rdアルバム!

Album
『Planless Perfection』
発売中 2600円(税別)
A-Sketch
AZCS-1055

<収録曲>
01. レトリック
02. 水面
03. EYES TO THE SKIES
04. 神話崩壊
05. LIFE is a GAME??
06. ハーメルンはどのようにして
  笛を吹くのか
07. 夜明け
08. Stand-alone
09. Jamming
10. 2XXX
11. Perfect Planner

Profile

ハロー・スリープウォーカーズ…写真左より、マコト(b)、ナルミ(g&vo)、ユウキ(ds)、シュンタロウ(vo&g)、タソコ(g)。男女ツインボーカル、トリプルギターの5ピースバンド。’08年に沖縄で結成。’11年にタワーレコード限定シングル『センチメンタル症候群』をリリースし、’12年1月にアルバム『マジルヨル:ネムラナイワクセイ』でメジャーデビュー。同年6月にはシングル『円盤飛来』をリリース。’14年1月にリリースしたシングル『午夜の待ち合わせ』は、アニメ『ノラガミ』のオープニングテーマとなりスマッシュヒット。2月には2ndアルバム『Masked Monkey Awakening』を、10月にはミニアルバム『Liquid Soul and Solid Blood』を、Hard-Fiリチャード・アーチャーとの共同プロデュースによりリリース。’15年は実験的ワンマンツアー『Quintet Laboratory』を実施。今年3月23日に、3rdアルバム『Planless Perfection』をリリースした。

Hello Sleepwalkers オフィシャルサイト
https://hellosleepwalkers.com/

Live

初の全国ワンマンツアーも残り僅か
大阪公演が間もなく開催へ!

 
『Hello Sleepwalkers 2016
“Planless Perfection”』

【広島公演】
▼5月21日(土)広島Cave-Be
【福岡公演】
▼5月22日(日)DRUM SON
【北海道公演】
▼6月4日(土)COLONY
【宮城公演】
▼6月5日(日)仙台MACANA
【新潟公演】
▼6月11日(土)新潟CLUB RIVERST

 

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード302-971
▼6月18日(土)18:00
梅田クラブクアトロ
オールスタンディング
(当日引換券)3500円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※小学生以上有料、未就学児童は入場不可。
※公演当日、開場時間より当日券売り場にて入場チケットと引換えいたします。お渡しするチケットは先着順ではございません。予めご了承ください。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


【愛知公演】
チケット発売中 Pコード288-969
▼6月19日(日)18:00
名古屋クラブクアトロ
オールスタンディング3500円
サンデーフォークプロモーション■052(320)9100
※小学生以上有料。未就学児童は入場不可。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


【東京公演】
チケット発売中 Pコード289-131
▼6月25日(土)18:00
赤坂BLITZ
スタンディング3700円
ディスクガレージ■050(5533)0888
※小学生以上はチケット必要。
未就学児童は入場不可。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら

 

Column

「決して立ち止まってるだけの
 2年間ではなかった」
大胆進化のHello Sleepwalkersが
爆発寸前エナジー注入アルバム『Masked Monkey
 Awakening』を語る!

Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「このインタビューは大阪ライブの前日に行われたんですが、僕の取材がこの日の最後。人見知りのシュンタロウくんがNOISEMAKERとの対談で、“最近、お酒を飲むと人としゃべれるということを、ちょっとわかってきて”と言っているのを見かけて、思いつきでコンビニで缶ビールを買い込み取材場所へ。そう、実は飲みながらやりました(笑)。その効果もあって(!?)、この2年間のことを腹割って話してくれたシュンタロウくん。ハロスリの存在はもちろん知っていましたが、前作『Masked Monkey Awakening』を聴いてもうブッ飛んで。こんなすげーバンドになってたのかと音源で一発で惚れさせてくれた、あのワクワクは今でも忘れられません。最新作『Planless Perfection』でもその変態性は増すばかりでもう最高(笑)。えげつなハイボルテージなライブ力と類まれな音楽的才能を持つこのバンド、ハッキリ言ってまだまだ過小評価だと思ってます。聴いて血がたぎるような好奇心と言う名の興奮を、まだ知らない人にはぜひ味わってほしいです。あ、ちなみに缶ビールはちゃんとオリオンビール買って行きましたよ(笑)」