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瑛太の告白に監督ショック!?
佐藤江梨子、瑛太、武正晴監督が登壇した
映画『リングサイド・ストーリー』大阪舞台挨拶レポート

佐藤江梨子と瑛太が、7日(木)に大阪市内で行われた映画『リングサイド・ストーリー』の大阪先行上映会に登場。メガホンをとった武正晴監督と共に舞台挨拶を行った。

本作は、日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした映画『百円の恋』の武監督が、佐藤と瑛太をダブル主演に迎え3年ぶりに手がけた注目の最新作。総合格闘技のファイターと闘うことになってしまった売れない役者ヒデオと、その恋人で彼を支え続けるカナコの姿をコミカルに描いたファイティング・ラブコメディだ。
 
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瑛太は最初の挨拶で「今日は有料上映なんですよね? その料金分ネタバレみたいな話か懺悔をしたい」と話し、「監督が願掛けのためにお酒を断っていると聞いて、ぼくもお酒を一滴も飲みませんと約束したんですが、その後2週間過ぎたころからお酒の夢を見るようになって苦しくなって…、実は休みの日にビール1本飲んじゃったんですよね。本当すみませんでしたっ」と告白。続けて武監督が「昨日初めて聞いたんですが、ショックでした(苦笑)。東京の舞台挨拶では話していないので(この話の)一般公開はココが初めてです!」と話すと、会場では笑いが起きていた。
 
サトエリの愛称で親しまれている佐藤は、グラビアアイドルからタレント、女優へと転進。『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』や『その街のこども 劇場版』での好演も印象に残っているが、本作への出演については「自分が主演をできるなんて!」とすぐにオファーを受けたのだとか。そんな佐藤との共演について瑛太は「最初のリハーサルからヒデオとカナコの関係性が一瞬で出来ていた。それはサトエリさんが持っている母性、包容力のおかげ。気持ちよく芝居が出来た」と語った。
 
そして佐藤は、瑛太という俳優について「ヒデオ役が乗り移って応援したくなりました。役者魂の強い人」と表現。瑛太が演じたヒデオという役はヒモ同然の売れない役者で嫉妬深いという典型的なダメ男だが「女性目線で見ればダメな男と感じるかもしれないですが、男性目線で映画全体を見ると共感できる部分もあるんじゃないかなと思います」とコメントした。
 
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中学の3年間大阪に住んでいたことがあるという佐藤は、その当時を振り返り、「進路について先生に聞かれたとき、わたしは『たぶん芸能人になります』と話したんです。でも先生は何を言ってるんだという感じだったので、『わたしが芸能人になって仕事で大阪に来たら、そのときは謝りに来てください』って言ってしまったんです」と告白。そして「その数年後、舞台か何かで大阪に来たとき『ちゃんと謝りにきましたわ!』ってその先生が来たんです。そのとき、わたしはなんて大きな口を叩いてしまったんだとも思いましたが、『リングサイド・ストーリー』という作品を経験して、夢を見たり、何かと戦ったりすることっていいなと思いました。楽しんでご覧ください」と、大阪での素敵な思い出話を披露しながら映画のPRを行った。
 
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取材・文/天野あゆみ



(2017年9月 7日更新)


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Movie Data

©Ring Side Partner’s

『リングサイド・ストーリー』

▼10月14日(土)より、大阪ステーションシティシネマほかにて全国公開

監督:武正晴
出演:佐藤江梨子 瑛太

【公式サイト】
http://www.ringside.jp/

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