中川大志「人生で一番小刻みに震えた」
10代を中心に大人気の中川大志&飯豊まりえが登壇した
映画『きょうのキラ君』大阪舞台挨拶レポート
2月25日(土)より全国公開される映画『きょうのキラ君』の先行上映会が10日(金)に大阪市内で行われ、主人公“キラ”役を務める中川大志と、ヒロイン“ニノ”役の飯豊まりえが舞台挨拶を行った。
映画は、他人と関わることが苦手な女子高生ニノと、ある秘密を抱える学校一の人気者キラが惹かれ合い、かけがえのない日々を過ごしていく様を描くラブストーリー。
本編上映後に登場した二人は「映画どうでした?」(中川)、「みんな泣いた?」(飯豊)と客席に問いかけながら挨拶。客席からは「かっこよかった!」「面白かった!」「泣いたよ!」などの感想が飛び交い、ざっくばらんな雰囲気でトークは始まった。
学校中の女子が憧れるモテ男キラを演じた中川は、昨今多い“少女漫画の実写映画化”で主演を務めるのは意外にも今回が初めて。役が決まったときは「ついに来たか」という不安と楽しみが入り混じった気持ちになったのだとか。そしてまず原作を手に取り、この時初めて少女漫画の世界に触れ「この台詞を自分が言うの?」と戸惑ったという。一方、恋にひたむきで純粋な女の子ニノを演じた飯豊は「わたしもひたむきですし…共感する部分が多かった」と、照れ笑いを浮かべながらコメントした。
MCから印象に残ってるシーンを聞かれた際は「それはまず今観たばかりのお客様に聞きたいですよね」と中川。「ハイ!」「ハイ!」と挙手しだした観客らを「では、あなたどうぞ!」「次はあなた!」と二人は次々と当て、観客らの返答を楽しんでいた。その間、よーく考えたと思われる中川は「ぼくは、キラが初めて思いを伝える場面なんですけど……寒かったんですよ」と予想外のコメントが。しかし続けて「なぜかというと、ちょうど1年前の2月に撮っていたんですけど、ぼく上半身裸なんですよ。しかも夜の海沿いで!」と裏話を明かし、「人生で一番小刻みに震えた」というコメントに会場は大きな笑いに包まれた。映画を鑑賞する際は、寒さを見せないように熱演する中川に注目だ!
その後は、中川が“関西弁で言ってみたい台詞”があるとのことで、披露することに。「チュー、してええか?」中川がその台詞を放った途端、ファンは悶絶し「ギャーー!」と雄叫びに似た大歓声を上げていた。
4日後にひかえるバレンタインデーにまつわる思い出は? という質問には、去年の2月14日がちょうど本作の撮影中だったこともあり「ブラウニーを作りました。ニノンちゃんがケーキを手作りしていたので、わたしもがんばろうと思って」と飯豊。中川は「スタッフさんの分とか、ものすごい量を作ってきてくれて。すごく美味しかったので持ち帰りまでしました!」と話した。それを受けて「じゃ4日後も」と飯豊がコメントすると中川は「楽しみにしておきます!」と嬉しそうな笑顔を見せた。
終盤には、二人が客席に降りてチョコを配るサプライズも行われ、大盛況の中、舞台挨拶は終わった。
(2017年2月10日更新)
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