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初の夫婦役に挑んだ、阿部寛&天海祐希が
遊川和彦監督と共に試写会にサプライズ登場!
大人の恋を描く『恋妻家宮本』大阪舞台挨拶レポート

映画『恋妻家宮本』の試写会が、1月12日(木)に大阪市内で実施され、同作で共演した俳優の阿部寛と天海祐希が遊川和彦監督と共にサプライズ登場。同作で意外にも(?)初の夫婦役に挑んだ二人だが、仲むつまじさが終始感じられる舞台挨拶を繰り広げた。

本作は、TVドラマ『家政婦のミタ』『女王の教室』『〇〇妻』など、数々のテレビドラマで脚本を務めてきた遊川が、重松清の小説『ファミレス』を、脚本&初メガホンで映画化したもの。阿部演じる夫と天海演じる妻が、結婚生活25年で子どもの独立を迎え、久々の二人きりの生活に戸惑う姿を描く。
 
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お互いの印象を聞かれた阿部は天海のことを「支えてくれる、優しい頼りがいのある方」と表現。それに対して天海は「阿部さんもどしっと構えてくださって。スタッフも共演者も道に迷うことなくひとつの方向に歩いていけました」と話し、お互いをリスペクトしつつ、作品への自信も覗かせた。
 
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しかし二人が演じたのは離婚の危機に面した夫婦という設定。大阪は離婚率が全国で第3位ということもあり、話は“離婚について”へ……。私生活では未婚の天海は「離婚のことを語る前に『お前はよ結婚せーよ』と言われそうなのでノーコメントで」と会場を笑わせながらも「傍にいてほしい大切な人には(気持ちを)言葉でちゃんと伝えましょう、ってことだと思います」と語った。阿部は「この映画には遊川監督の素敵な言葉や温かいものが詰まっています。観ていただくといいと思います」と本作を参考にするよう呼びかけ、天海も続けて「カップルや夫婦、もちろんわたしみたいな独身女性でもOK! 老若男女どなたでも楽しんでいただける映画です」とPR。遊川監督は「“愛妻家”ではなく“恋妻家”。毎日少しずつでも夫が妻のことを考えれば、夫婦円満になり、皆が幸せになれると思います」と話した。
 
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映画『恋妻家宮本』は1月28日(土)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開。



(2017年1月13日更新)


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Movie Data

©2017『恋妻家宮本』製作委員会

『恋妻家宮本』

▼1月28日(土)より、
TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開

出演:阿部寛 天海祐希
   菅野美穂 相武紗季
   工藤阿須加 早見あかり
   奥貫薫 佐藤二朗 / 富司純子
   入江甚儀 佐津川愛美
   浦上晟周 紺野彩夏
   豊嶋花 渡辺真起子
   関戸将志 柳ゆり菜
監督・脚本:遊川和彦
原作:重松清「ファミレス」上下(角川文庫刊)
音楽:平井真美子