インタビュー＆レポート

ホーム > インタビュー＆レポート > 中島裕翔がモノマネを披露！ 『僕らのごはんは明日で待ってる』 中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、新木優子、市井昌秀監督が 登壇した大阪舞台挨拶レポート

中島裕翔がモノマネを披露！
『僕らのごはんは明日で待ってる』
中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、新木優子、市井昌秀監督が
登壇した大阪舞台挨拶レポート

『ピンクとグレー』で鮮烈な映画初主演を飾り、その後もドラマや映画で活躍中の中島裕翔が、初めてラブストーリーに挑戦した映画『僕らのごはんは明日で待ってる』(1月7日(土)より、全国公開)の試写会が大阪市内で17日(土)に実施され、主演の中島裕翔、ヒロインを務めた新星･新木優子、市井昌秀監督が舞台挨拶を行った。
割れんばかりの歓声が会場に響き渡る中、爽やかな笑顔で登場した中島は、「前方の方々ですかね？　朝早くから並んでくださった方がいたと聞きました。寒い中ありがとうございます。僕たちのトークと映画で少しでも温まっていただければ嬉しいです」と、始発が動くよりも早い朝4時から並んでいたというファンらのことを気遣い、客席を見ながら深々と礼をしながら挨拶した。
 
まず最初にMCが問いかけたのは大阪の印象について。Hey! Say! JUMPの活動で大阪によく来る中島は「(関西の人は)お笑いのセンスが鋭いのでコンサートのときのMCとか、評価される気がしてちょっと緊張します。……(ここから関西弁で)笑わせなあかんなぁと」と、突然ナチュラルな関西弁を披露。この不意に放たれた中島の関西弁に、ファンらはおもわず「ひゃあ～」という声を上げて歓喜した。
 
映画は、瀬尾まいこのロングセラー同名恋愛小説を『箱入り息子の恋』の市井昌秀が監督・脚本を手がけ映画化した感動のラブストーリー。“食”を通して恋を育てていく男女の7年間を描き、中島は、恋愛下手なネガティブ男子を演じている。「今回ラブストーリーに初挑戦したんですが、新木さんとの距離感とか、うまく出せるか不安になったりしました。恋愛に関しても自分に自信が持てない方」と役柄のネガティブな面が自身と近かったことを明かした。一方、常に明るいポジティブ女子を演じる新木は、「実は24日の予定があいていて、いろんなお友達に声をかけたんですが見事に全部断られたんです。でも、みんな充実したクリスマスイブを過ごしてるんだなと思えたので、わたしもポジティブだなと思います！」と満面の笑みで発言。それに対して中島が「無理してるでしょう？」と返すと、「世の中は幸せに溢れてるなぁと思いましたよ」とまたもやニッコリ。中島が「それ以上言うと悲しく見えてくるよ」と心配そうな表情を浮かべると、会場は大きな笑いに包まれた。
 
bokugoha_a1.jpg
そして、撮影の合間の過ごし方を聞かれた際は、新木から「中島さんがするモノマネが楽しいんです！　ね！　ドアが閉まるやつ！」と急なリクエストが飛び出し、お笑いコンビ･流れ星のちゅうえいのギャグを中島が躊躇なく披露する場面も。観客と一緒に大笑いする新木を見て、中島は「どんだけ気に入ってるの！」と、同い年(二人は同じ1993年生まれ)ならではの仲の良さそうな雰囲気を醸し出していた。
 
もうすぐクリスマスも近いということで、思い出のクリスマスについての話になると、中島は毎年恒例だというHey! Say! JUMPでのプレゼント交換会について触れ「以前、八乙女光のプレゼントが当たったことがあるんですが、中身が小さな象の置物でセンスがよく分からなかった…」と暴露。それを聞いた観客が「かわいい♡」と漏らすと、「え？かわいい？　知念とかお取り寄せギフトみたいなやつだったり、ほかのメンバーは実用的なのが多いんですよ」と、困惑顔で話しながらも「でも、この映画の中でタイに行って象に乗る場面があるので、これも(八乙女)光くんのおかげですかね。ありがとう、光くん！」と最終的には八乙女に感謝のメッセージを贈った。
 
新木は「なかなか手に入らなかった“たまごっち”が、起きて枕元にあったときはものすごくテンションがあがりました」と、今までで一番嬉しかったプレゼントを告白。「何っちが好きだったの？」と問いかけた中島に「くちぱっち！」と嬉しそうに答えたが、急に興味がなくなったかのように一言「へー」と返した中島の態度にまた会場は爆笑となった。
 
bokugoha_a3.jpg
その後、この日会場に集まったお客様だけに中島からクリスマスプレゼントとして“関西弁でのうるキュンメッセージ”「どうしよう。めっちゃ好きなんやけど。つきあってーや！」が贈られるとファンらは大興奮。市井監督から「じゃ、テイク2！」と再度要求されると、次はシンプルに「めちゃ好きやねん」と中島。会場には大きな拍手が巻き起こり、中島は照れくさそうに「ども。恐縮です」とつぶやいた。
 
市井監督は本作について「壁ドンとか顎クイとかSキャラは一切出てきません。亮太と小春は恋愛下手です。恋愛が下手だからこそ出会えた二人だし、恋愛がうまくなる必要はないと思っています。そんな二人の7年間をじっくり観てもらえれば嬉しい」と話した。
 
bokugoha_d.jpg
最後に中島は「恋愛下手な二人の姿にムズムズして、うるキュンして心温まってください」と呼びかけ、舞台挨拶は終了した。
 
映画『僕らのごはんは明日で待ってる』は、来年2017年1月7日(土)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国にて公開される。



（2016年12月19日更新）


Check

Movie Data

©2017『僕らのごはんは明日で待ってる』製作委員会

『僕らのごはんは明日で待ってる』

▼2017年1月7日(土)より、
TOHOシネマズ梅田ほかにて公開

出演：中島裕翔
　　　新木優子
　　　美山加恋
　　　岡山天音
　　　片桐はいり
　　　松原智恵子
監督・脚本：市井昌秀　
原作：瀬尾まいこ

【公式サイト】
http://bokugoha.com/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/169731/