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戸田恵梨香&加瀬亮が参加した
『劇場版SPEC~結~』公開記念ファンミーティング in 大阪
イベントレポート

 遂に驚天動地の最終章に突入する『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇(ぜんのへん)』『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻ノ篇(こうのへん)』の公開を記念して、主演の戸田恵梨香&加瀬亮が参加するファンミーティングが先日あべのキューズモールにて開催された。このイベントの参加応募総数は会場だけで約4400、複数のメディアを合わせると8000以上。「当選倍率は25倍」と司会が話すと会場に詰め掛けた約2000人のファンは大騒ぎした。そして、いよいよ2人の登場。神戸出身の戸田が「大阪、帰ってきたで!!」と関西弁で挨拶すると会場は大盛り上がり。その後は、事前に集めたファンからの質問に答えるコーナーへと続いた。

――お2人はそれぞれの役に似ていると思うところはありますか?
戸田:言葉でうまく伝えられないところとか、不器用なところが似てるなと思います。
加瀬:僕は全然ないですね。スーツも冠婚葬祭の時しか着ませんし。ほとんどの人が黒いスーツを着てボーズにしたら9割ぐらいが瀬文に見えると思います(笑)。憧れはあります。瀬文カッコいいなと思ってます。
 
――『SPEC』という作品はおふたりにとってどういう作品ですか?
戸田:もちろんかけがえのない愛おしい大切な存在です。
加瀬:一番長く携わった作品なので愛着があります。
 
――この作品に関わって何か変化したことはありますか?
戸田:コメディ作品のお話をいただくことが多くなりました(笑)。
加瀬:僕も一緒ですね。熱血だったり体育会系のマッチョな男とか。そういう仕事の依頼が来るようになりました。ちょっと無理がありますけどね。
 
――『SPEC』の台詞で口癖になってしまった台詞はありますか?
戸田:高まるぅ!!
(会場:大歓声)
戸田:は、よく言うようになりましたね。わりと使いやすくて、知らないうちに「高まるぅ!」て言ってることがあります。
加瀬:瀬文は叫んでるか黙ってるかですからねぇ…。(ちょっとためて)ブスッ!
(会場:大歓声)
戸田:メールのやり取りしてるときに最後に(劇中の台詞を用いて)「ブス」って入ってたりするから「うっせー!ハゲだこ!」とか言うこともあります(笑)。
(会場:大歓声)
 
――IQ201、京大理学部出身という役ですが、何学部に入りたかったですか?
戸田:たまたま理系の役が多くてちょっと興味はあります。
加瀬:僕は商学部の経営学科に行ってましたけど、すごいつまんなかったです(笑)。どこに行きたいとかはないです!
 
――人生の中で当麻と瀬文はそれぞれ何を信念にしていると思いますか?
戸田:出会いとか縁を大切にしていますね。あとは、感謝を忘れないことだったり。人だけでなく全てに愛情を忘れないことですね。
 
――それは当麻じゃなくて戸田さんですね。
戸田:えー(照笑)!? 未詳の仲間と見渡す家の明かりを守るということじゃないでしょうか。
加瀬:ハハ(笑)。
戸田:なんで笑ったんですか?
加瀬:それ、台詞にあるから(笑)! 瀬文の好きな言葉はたぶん“根性”とかだと思うんですけど。
 
――加瀬さん自身も大事にしていますか?
加瀬:全然大事にしてないです。“根性”ですよね。あったらいいなとは思いますけど(笑)。あれだけ痛みに強かったらいいなと思ってずっと演じていました。
 
――加瀬さんの坊主頭はどれくらいの頻度で剃っていましたか?
加瀬:4日に1度とかバリカンで。すぐイガグリみたいになってきちゃうんで。
 
――ご自身でされるんですか?
加瀬:いやいや(笑)! メイクさんがしてくれます。
 
――戸田さんはどうなんですか? ぼさぼさだけどあれは、ヘアセットされてるんですよね。
戸田:はい。でも15分くらいでおわります。ただ手首の傷を作るのは30分くらいかかります。
 
――当麻のキャリーケースにはこんなのも入っていますというのがあったら教えてください。
戸田:画用紙とクイズとかに使う○×のピンポーンとブーっていうやつが入ってました。
 
――それ、作品の中には?
戸田:使ったことないですね。あとはお箸とか何でも入ってました!
 
――瀬文の紙袋は?
加瀬:あれも何でも入ってます。
 
――あれ、そもそもキャリーと紙袋をなぜ持っているんでしょうか?
今井P:最初から当麻のイメージが両手が塞がっていたんです。左手は使えなくて右手はかばん。両手が塞がっていて不自由なのに自由という。瀬文はどうしてでしたっけ?
加瀬:最初はスーツにビジネスバックだったんですけど、堤監督が気に入らない顔をしてて(笑)。その衣裳部屋の隅に紙袋があって、監督が「あれでいいや」と言って(笑)、それで決まりました。
 
――『SPEC』の中で1番好きな登場人物は?
戸田:当麻と瀬文はゆるぎないですけど…。SPECホルダーだと冷泉さんが好きです。ものすごく愛嬌があるじゃないですか。怖がる顔も赤ちゃんみたいでたまんないです。
加瀬:当麻と瀬文以外ですと僕はヤスケン(安田顕)さん演じる海野(うんの)が好きですね。いるだけでいかがわしいっていう(笑)。
 
――では最後に一言お願いします。
加瀬:大阪熱いですね(笑)。いよいよ完結してしまいます。戸田さんと一緒に観て確かな作品に仕上がってると思いましたので、是非観て楽しんでいただけることを願っています。
戸田:加瀬さんが言ったように、最高の作品が出来ました。そして、まだ先ですが『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻ノ篇(こうのへん)』は、エンドロールが始まっても席を立たないで最後まで見てくださいね!
 
 
 イベント最中、名前や役名を呼ぶ観客からの声援に、何度でも「はーい」や「ありがとうございまーす」と笑顔で返していたふたり。中でも「普段は関西弁ですよ」と話す戸田は「なんや!」「なんやねん!」と答え、会場が盛り上がる場面も。劇中での名台詞「高まるぅ!」「ブス!」「ハゲだこ!」なども飛び出し、ファンを喜ばせたイベントとなった。通常捜査で解決できない特殊事件専門の部署、通称“未詳(ミショウ)”所属の特別捜査官、当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)が、スペックホルダーと呼ばれる特殊能力をもつものたちと死闘を繰り広げる様を描く人気ドラマシリーズの劇場版完結編『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇(ぜんのへん)』は11月1日(金)より、『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻ノ篇(こうのへん)』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ梅田ほかにて公開。



(2013年10月25日更新)


Check
左から、戸田恵梨香、加瀬亮
満面の笑みの加瀬
関西弁を連発!サービス精神旺盛の戸田

Movie Data


(C)2013「劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇 」製作委員会
(C)2013「劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇」製作委員会

『劇場版 SPEC~結(クローズ)~
漸ノ篇(ぜんのへん)』
『劇場版 SPEC~結(クローズ)~
爻ノ篇(こうのへん)』

●『漸ノ篇(ぜんのへん)』が
 11月1日(金)より、
 『爻ノ篇(こうのへん)』が
 11月29日(金)より、
 TOHOシネマズ梅田ほかにて公開

監督:堤幸彦
出演:戸田恵梨香/加瀬亮
向井理/大島優子/北村一輝
栗山千明/竜雷太 ほか

【公式サイト】
http://www.spec-movie.jp/

【ぴあ映画生活】
http://cinema.pia.co.jp/title/161579/

http://cinema.pia.co.jp/title/162279/